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■熊本日日新聞の平成19年12月16日に掲載されています■
熊本市の異業種交流グループ「未来の会」(森直浩会長)が十五日、同市渡鹿の児童養護施設「菊水学園」を訪ね、子どもたちともちつきをした。同グループは市内四つの施設を順番に回りながら「もちつき交流」を続け、今年で二十年。「地道に、楽しみながら」をモットーに子どもたちに温かいまなざしを送っている。
不動産会社経営の森会長(四二)が「未来を担う子どものために何かしたい」と思い、建設会社に勤務時代、同社社員らと始めた。その後、参加者の輪が拡大。今では不動産や建設関係者、専門学校生ら約三十人が参加している。
初回から参加する専門学校勤務の大川原伸夫さん(五二)は「継承してくれる若者が出てほしいという思いで生徒と参加しているが、今では卒業生も来てくれる」と、きねの手を休めてニッコリ。
一方、四年に一度やってくる同グループのもちつきは子どもたちの師走の楽しみ。「『あのもちつきの時のもちをまた食べたい』と言う卒園生もいるほど。いい思い出になっている」と同学園。この日は同グループがもち米約百`を準備。幼稚園児ら子どもたち約五十人が掛け声とともにもちを丸めたりして園内に歓声が上がった。
「子どもたちから教わるものが多く、こちらも楽しんでいるうちに二十年が過ぎた」と森会長。「『一年間ありがとう』という感謝の気持ちで続けてきたが世の中が変わってもこうして続けられる環境でありたい」と、和やかなもちつき風景に目を細めていた。
つきたてのもちは例年同様、もちつき交流を続ける残り三ヶ所の施設にも配った。 (前田克)
熊本日日新聞平成19年12月16日掲載 |